ドラえもんは連載開始から52周年を迎えた日本を代表する作品です。今回はドラえもんの多くの映画の中からおすすめを5選紹介していきます。
1. 「ドラえもん のび太と雲の王国」
ドラえもんの映画の楽しみの一つである秘密道具が多く出てくる作品。今の地球温暖化を反映させた内容が多くあり、楽しみつつも今の地球について深く考えることのできる内容になっています。子供だけでなく大人も見ると考え深くなる名作だと言えます。
2. 「ドラえもん のび太と銀河超特急(エクスプレス)
この映画の公開年1996年は宮沢賢治の生誕100周年ということもあり、同氏の代表作「銀河鉄道の夜」の要素が盛り込まれた作品。場面展開が多く幼い子供でも見ていて飽きない構成になっています。また敵に対してそこまでの極悪描写がないのもドラえもんの作品の中では稀な立ち位置にある作品です。
3. 「ドラえもん のび太のワンニャン時空
小学館『ドラえもん』第22巻に収録の短編作品「のら犬『イチ』の国」を原案として製作された作品。3億年前の地球に存在したイヌとネコの国「ワンニャン国」を舞台に、ドラえもんやのび太たちの活躍を描いています。本作の主人公であるイチの物語の冒頭と最後のつながりが絶妙で当時にしては画期的な演出と言えます。
4. 「ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団〜はばたけ天使たち〜」
本作は1986年の『ドラえもん のび太と鉄人兵団』のリメイク作品。リメイク作品であるがオリジナルキャラクターであるピッポの登場など、原作・旧作にない展開や設定が複数加えられています。リメイク作品にありがちなオリジナルキャラクターを加えることによっての物語の簡略化などは一切なく、旧作よりも物語としての深みが増している作品と言えます。ここ最近のドラえもんの映画の中では劇中歌が多く物語ともマッチしているので注目してみてください。
5. 「ドラえもん のびたのひみつ道具博物館(ミュージアム)」
テレビ朝日開局55周年記念作品であり、完全オリジナル作品としては『ドラえもん のび太とロボット王国』以来11年ぶりとなる作品。同作はドラえもんの映画史上最もひみつ道具が多く登場しており、内容を理解できずとも楽しめる内容になっています。しかし、その内容も完全オリジナルとは思えないほど完成度が高く、特にドラえもんとのび太の友情に心を動かされること間違いなしの作品になっています。
今回紹介した作品以外にも多くの名作が存在するのがドラえもんというアニメなので、自分のお気に入りの作品を探して楽しんでみましょう。
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